2025年大相撲九州場所初日を振り返る

本場所関連

いよいよ九州場所が始まりました。

新関脇安青錦関、新入幕欧勝馬関など、取り上げたい力士は山ほどいるのですが、今回は私の贔屓力士の結果を紹介するにとどめたいと思います。

ご贔屓力士の初日は?〜羽出山関編(1勝0敗)〜

1人目は羽出山関です。

194cmという高身長ながら、しなやかな動きと攻める相撲内容が魅力的な力士です。

初日は朝乃山関戦。

朝乃山関は怪我で十両に番付を落としていますが、元大関の超実力者です。

一瞬引いてしまいましたが、うまく回り込んで、最後は相手がもろ差しになりかけたところを休まず前へ出ました。

押し出しで1勝0敗。

取組内容とは関係ないんですが、やっぱり羽出山関は足が長いですね…。

それでいて他の力士と同じくらい腰を落とせるんですから、股関節は相当軟らかいんだろうな〜と素人目ながら感じています。

派手な力士ではありませんが、着実に番付を上げています。もうそろそろ新入幕かな?と密かに期待している力士です。

ご贔屓力士の初日は?〜朝紅龍関編(1勝0敗)〜

2人目は朝紅龍関です。

今場所から締め込みが赤っぽい色に変わりましたね。先場所までは翠富士関のような深緑っぽい色でしたが、四股名にも「紅」が入っているくらいですからね。とてもよく似合ってます。

幕尻寸前の番付ですから、新しい気持ちで臨みたいという部分が色に現れたのかもしれません。

初日は日翔志関戦。

立ち合いで少し上半身を起こされましたが、相手の引きによくついていきました。

突き出しで1勝0敗。

元々気迫が全面に出るタイプの力士なので、幕内残留をかけた今場所の活躍を期待したいと思います。

ご贔屓力士の初日は?〜美ノ海関編(1勝0敗)〜

3人目は美ノ海関です。

美ノ海関は四股名からも予想することができますが、沖縄県出身力士です。

九州場所はご当地にあたります。

初日は阿武剋関戦。阿武剋関は立ち合いの時に両手をクロスしてXの形を取ってから手をつくんですよね。あのルーティンを見るのが楽しみだったりします。

美ノ海関らしい出し投げからいなしての寄り切りが見れました。1勝0敗。

身体もよく動けているように見えます。最高位更新を目指して頑張ってほしいです。

ご贔屓力士の初日は?〜玉鷲関編(0勝1敗)〜

4人目は玉鷲関です。

今場所中に41歳の誕生日を迎える強者です。

初日は宇良関戦。何をしてくるかわからない相撲スタイルが人気の力士です。

下から起こされる形となってしまい、0勝1敗でした。

ここ2場所対戦がなかった中で、少し苦手意識があるのかな?という内容でした。

何かしてくるかも!と思っていたらまっすぐ正攻法で攻められると難しいですよね。

宇良関を褒めるべき一番だったと思います。

玉鷲関はもう場所に出場しているだけで素晴らしいので、これからも長く相撲をとってほしいです。

明生関についての番外編

贔屓力士の5人目、明生関についてです。

明生関は今場所、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた影響で初日から休場です。

師匠からは、術後の調子は悪くないそうで、途中休場も視野に入れているとのことです。

ファンとしては、ここは無理せず番付を大きく落としてでも休んでほしいところですが、ご当地の場所でもありますし、本人にしかわからない葛藤があると思います。

真面目で実直で稽古熱心な明生関。

焦らずゆっくり治して、明生関らしい相撲が見れる日を楽しみにしています。

小娘小話:朝から晩まで大相撲に浸っていたい!

本当は朝の9時過ぎの序ノ口から午後6時の弓取り式までずーっと相撲を見ていたい…。

特に今場所は幕下以下も激アツな展開が待ち受けているような気がします。

前の記事にも書きましたが、玉ノ井部屋の天昇山、伊勢ヶ濱部屋のオチルサイハンなどのデビュー戦も見逃せません。

個人的には秀ノ山部屋の誠雄にも注目しています。筆者と同い年なので勝手に親近感。

今日もおっつけながらいい内容で白星を飾ったので、部屋頭として幕下昇進狙ってほしいです。

少なくとも2週間は大相撲に浸れる毎日を送れるということで、皆さんも一緒に楽しみましょう!

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